エルの公園デビュー

番犬にするつもりで飼いだしたところもあるので、大きくなったら犬小屋をたてて外で飼い始めましたが、エルの赤ちゃん時代は室内で過ごしていました。注射が完了するまで、免疫がつくまではある程度室内飼いでないといけなかったのでしょう。

私は小学4年生。学校があるので基本的に日中母が世話していました。甘えん坊ですぐに鳴くエルでしたが、そろそろ外へも連れていくかということで母が母の友人と二人で公園へ連れ出した時の話です。

まだ2月に入ったころ。寒いし毛布でくるめて腕に抱いて歩き回るとガタガタ震えながら恐る恐る外を眺め大人しくしている様子。私が幼いときに公園デビューしたところへ連れて行って地面に下ろすとはじめは足元を恐る恐る歩いて周囲の匂いを嗅いで一歩一歩ゆっくり確かめるように歩いていたようですが、ある程度慣れてくると興味が湧いてきたのか、草や木、犬のおしっこのあとなど、兎に角、鼻先をくっつけてはものの匂いを嗅ぎまわりはじめました。

友人と二人で数十メートル離れて「おいで、おいで」と声をかけると元気にはしりまわり始めたようです。帰りも抱っこして帰ってきたようですが、毛布にくるまっているより世間を見たい!という好奇心からか身を乗り出すようにしてキョロキョロと世間をみつめる目がキラキラしていたと母がおかしそうに話していました。

これがエルの公園デビュー。エルの世界がひろがった瞬間だったのでしょう。その場に居合わせなかったのがとても残念でなりません。ただ帰ってからのエルは今までとは少し違っていて廊下を走りまわっていました。やんちゃなじゃじゃ犬に変貌した瞬間だったのでしょう。まさかその後、警察のご厄介になるくらいの脱走騒動を繰り広げるとは知らず。。。

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