エルの脱走騒動

脱走回数は何回だろう。今思い返しても5回はあるかな?散歩中に誤って紐を放してしまった、家についてリードにつないだつもりがしっかりついていなかった、首輪の紐をかける部分が壊れた、などなど。不注意からくるエルの脱走スタート。エルからしたら「鬼ごっこ遊び」のスタート。

一番思い出深いというか苦労したのが、私が散歩にいって、家についてリードをつけたつもりがついていなかった時のこと。夕刊を取りに外に出るとエルがいない。「?・・・!!!」咄嗟に家の前の道路に出てキョロキョロするがいない。焦りながら「エル〜」と呼んでも出てこない。家を飛び出し、いつもの散歩コースをうろついてみる。

いつも匂いを嗅ぐところ、いつも吠えられる犬がいるところ、何か興味をひくものがあるのか人様の家の敷地内に入ろうとするので毎回リードを引っ張るところ、など。重点的に普段エルが気にしているところへ向かった。 発見!!いつも入ろうとしていた駐車場にいた。車道に飛び出して車にひかれては大変だ。焦るせいか駆け足気味で声をかける。「エル!」そんなことは露知らず。エルは「やばい、見つかっちゃった〜」とニヤリと笑って(いるように見える。)無邪気に走り去る。行く方向を見極めてやっと追いついたか、間合いをつめるとまた逃げる「捕まらないよ♪」とでも言っているかのように。

1時間くらい追いかけっこをするうちに、いやなところへ来てしまった。3車線×4車線の駅前の十字路。交通量もそれなりにある。そこを信号なんか気にせずに走り回る柴犬と信号がかわるたびに走り出す人間。車の急ブレーキ音がいちいち怖い。家を出るときに一掴みしたジャーキーでつる。おなかが空いたのかジャーキーでつられたエル。ほっとしてどっと疲れがくる私。車にひかれて死んじゃうかもしれなかった、という怖さと、遊んでいる感覚の無邪気でアホなエルをギュッと抱いて帰った。

後日、駅前のスーパーで買物から帰る途中に交番があるが、交番の横の木につながれている犬がいた。あ、柴犬だ〜迷子犬かな〜と思えば尻尾をふって、私に向かって吠えている。「エルか!!なんでここに!!」迷子犬として連れてきてくれた人がいたようだ。交番に行って後ほど菓子折りを持っていった。その交番には計2回お世話になった。 こうやってエルの知名度は飼い主の知らないところで徐々にあがっていくことになる。

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